2月4日午後、網張スキー場を舞台に中上級を対象にした「サイドカントリーキャンプ網張(中・上級)」がスタートしました。今回のキャンプは、バックカントリーに挑戦したいスキーヤーが、まずゲレンデ内の非圧雪エリアで“道具の扱い”と“雪質への対応”を身につけることを目的としています。
■第3リフト左側の非圧雪エリアで実践トレーニング
トレーニングの中心となったのは、第3リフト左側に広がるミズナラスロープやスラロームバーンに接するコース脇の非圧雪エリア。普段は圧雪バーンを滑ることが多い参加者にとって、自然のままの雪面は新鮮なフィールドです。このキャンプでは、バックカントリー用の幅広で軽量なスキーを使用。競技系スキーとはまったく異なる特性を持つため、深雪での板の浮かせ方、荒れた雪面でのバランスの取り方、スピードコントロールの方法など、非圧雪ならではの滑走技術を体験しながら学んでいきました。
■バックカントリーへの“準備段階”としてのキャンプ
本格的なバックカントリーでは、ビーコン、ゾンデ(プローブ)、スコップ、シールを装着したスキーでのハイクアップといった装備と知識が必須になります。さらに、雪崩リスク評価やルート選択など、ガイドと共に行動する高度な判断も求められます。
今回のキャンプは、そうした本格的なバックカントリーに入る前のステップアップとして最適な内容。安全なゲレンデ管理区域内で、非圧雪を滑るための基礎技術をしっかりと身につけることができる貴重な機会となりました。
最終日の今日の網張高原スキー場の気温は‐2度、風はなく、積雪は195㎝、雪質は昨日、気温が上がったためか少し湿った雪になっていました。非圧雪の雪は、パウダーばかりではなく、クラスト、湿雪など刻一刻と雪が変化しますので、毎回滑るごとに学ぶことがあります。


