技選観戦キャンプ

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3月7日(土)は天候が不安定だったため、当初の予定を変更し、前日の3月6日に田沢湖へ向かい、技術選予選2日目を観戦しました。全日本スキー連盟(SAJ)が主催する「全日本スキー技術選手権大会」は、全国のトップ技術スキーヤーが“スキー技術の巧さと進化”を競い合う、日本最高峰の技術系大会です。競技スキーがタイムを争うのに対し、技術選は「滑りの質」そのものを評価する点が最大の特徴で、一般スキーヤーにも高い人気があります。そしてこの大会で示されるトップ選手の滑りは、全国のSAJスキー学校が実施するプライズ検定の基準を形づくる重要な指標にもなっています。特に決勝へ進む選手たちの滑りは、最新の技術トレンドや身体の使い方、斜面適応の考え方が最も明確に表れるため、指導者としても注視せざるを得ません。その意味でも、現地で“生の滑り”を見ることには大きな価値があります。映像では伝わりにくいスキーの走り方、雪面とのコンタクト、スピード感、ライン取りの意図など、技術の核心部分が目の前で立体的に理解できます。今回、天候判断の結果として予選会を観戦できたのは、技術的な学びの面でも非常に良い選択だったと感じています。7日の雫石スキー場は幸い雨ではなく湿雪でしたが、午後から風が強まる予報もあり、前日に田沢湖で観戦しておいたのは結果的に正解でした。会場では前走を務めたリッチー・ベルガーとも再会でき、充実した一日となりました。